【地方移住×車】自動車保険は一括見積もりで見直す|2台で年7万円にできた実体験

地方移住で自動車保険を一括見積もりで見直し、2台で年7万円にした 移住

地方移住をして、我が家は車が1台から2台に増えました。便利になった一方で、ズシッと効いてきたのが自動車保険です。なにせ、保険も2台分。何も考えずに払い続けたら、家計にじわじわ効いてくる固定費です。

そこで移住を機に、保険を一括見積もりサービスでまるごと見直しました。結果、我が家は2台で年7万円に落ち着いています。しかも——正直に言うと、保険会社は乗り換えませんでした。 それでも見直してよかったと心から思っています。

この記事では、なぜ移住が保険を見直す絶好のタイミングなのか、我が家の実額、そして特に伝えたい「車両保険との向き合い方」を、できるだけ正直に書きます。これから移住する人、車が増える人の家計の参考になればうれしいです。

※この記事は保険の専門家ではなく、ひとりの移住者の実体験・考え方です。最終的なご判断はご自身の状況に合わせてくださいね。


なぜ「移住」が自動車保険を見直す絶好のタイミングなのか

「保険なんて、毎年勝手に更新されるものでしょ?」——移住前の私は、ほぼそう思っていました。でも実は、移住のタイミングは保険料が大きく動く節目です。理由は4つあります。

1つめは、住所が変わること。 自動車保険の保険料は、住んでいる地域によって変わります。都市部から地方へ移ると、条件しだいで保険料の前提が変わってきます。

2つめは、年間走行距離が変わること。 多くの保険は「年間どれくらい走るか」で保険料が決まります。電車と自転車中心だった都市部と、車がすべての地方とでは、走る距離がまるで違う。距離の申告がズレたままだと、保険料も最適ではなくなります。

3つめは、車の台数や使い方が変わること。 我が家のように1台→2台になると、当然そのぶん見直しのインパクトも2倍。さらに通勤に使うかどうかなど、使い方の変化も保険料に効いてきます。

4つめは、そもそも「考えるきっかけ」になること。 引っ越し、車の追加、家計の組み直し——移住はあらゆる固定費を見直す最大のチャンスです。保険は「気づいたときに動かないと、また数年そのまま」になりがち。移住という節目は、重い腰を上げる絶好の口実です。

つまり移住は、保険を「なんとなく」から「納得して選ぶ」に変える、またとないタイミングなんです。


我が家の実額を公開(ソニー損保のまま、2台で年7万円)

読者の方がいちばん気になるのは実額だと思うので、正直に公開します。

我が家は移住を機に一括見積もりで複数社を比較し、最終的にもともと入っていたソニー損保のまま、2台とも契約しました。保険料は1台あたり年35,000円、2台で年およそ7万円です。

ちなみに2台目は軽自動車(しかもカーリース。この経緯はカーリース記事に書きました)ですが、任意保険はリースとは別に、自分でソニー損保に入っています。あとで詳しく書きますが、「2台目が軽だった」ことが、補償内容を割り切るうえで大きかった——この話はこのあと出てきます。

「見直したのに乗り換えなかったのか」と思われるかもしれません。でも、これでよかったと思っています。ポイントは、比較したからこそ「今のままでいい」と納得できたこと。なんとなく払い続けるのと、各社を見比べたうえで「やっぱりこれが一番」と選ぶのとでは、納得感がまるで違います。

そしてもうひとつ、保険料をこの金額に抑えられた大きな理由が、補償内容を見直して「車両保険を外した」ことでした。ここは賛否が分かれるところだと思うので、次の章でじっくり書きます。


いちばん伝えたい「車両保険」との向き合い方

自動車保険を見直すうえで、私がいちばん考えてほしいのが車両保険です。これは「自分の車が壊れたときに、その修理代が出る」補償のこと。一見ありがたそうですが、私は実態を知るほど「これは非常に使いにくい保険だ」と感じるようになりました。理由を順番に書きます。

① つけるだけで、毎年3〜4万円ほど割高になる

ちょっと、あるある話から。保険を更新するとき、ネットで補償内容を自分でいじれるシミュレーション画面ってありますよね。あそこで車両保険のチェックをポチッと入れた瞬間、見積もり金額が一気に跳ね上がって「えっ、こんなに変わるの!?」とギョッとした人——けっこう多いんじゃないでしょうか。私はまさにそうでした。

そう、車両保険をつけると保険料がぐっと上がります。車種や条件によりますが、つけるだけで年間3〜4万円ほど高くなることも珍しくありません。何年も払えば、軽く十数万円〜数十万円の差になります。これは「もしも」のために、毎年確実に出ていくお金です。あの「ギョッとした金額」は、気のせいではないんです。

② いざ使うと、その後の保険料が上がって”取り返される”

ここが多くの人が見落とすところ。車両保険を使うと、翌年から等級が3つ下がり、その後約3年間も保険料が高い状態が続きます

つまり、修理代を保険でまかなっても、下がった等級のぶんを、その後の数年で自分が払い直すことになるんです。受け取った保険金と、その後に増える保険料を差し引きすると、「使ったのにほとんど得していない」、ケースによっては「使ったほうが損」ということが本当によく起こります。

③ だから、いちばん多い「ちょっとぶつけた」では使えない

事故でいちばん多いのは、大破ではなく「ちょっとこすった・軽くぶつけた」程度の損害です。数万円〜十数万円の修理。ところが、まさにこの一番ありがちな金額帯こそ、②の理由で「使うと損だから使えない」ゾーンに入ってしまう。

結局、「払うときは毎年しっかり取られるのに、いざというとき使うと損になる」。これが、私が車両保険を「使いにくい保険」と呼ぶ理由です。

④ 本来、車の損害は「自分の貯金」で備えるもの

ではどう考えればいいか。私の結論はこうです。車の修理代くらいの損害は、保険ではなく自分の貯金で払う。これが基本だと思っています。

保険というのは、本来「自分の貯金ではとても払いきれない、人生が破綻するレベルのリスク」にこそ使うべきもの。数万円〜十数万円の車の修理は、コツコツ貯めたお金で十分まかなえる範囲です。その範囲のために毎年3〜4万円を払い続けるのは、よく考えると割に合いません。

⑤ ただし「対人・対物」は無制限が絶対。ここはケチらない

誤解してほしくないのですが、「保険を削れ」と言いたいわけではありません。 むしろ逆です。

事故で相手にケガをさせたり、相手の物を壊したりした場合の賠償は、何千万・何億円にもなり得ます。これはもう、貯金でどうにかなる金額ではない。人生が破綻するリスクです。だから対人賠償・対物賠償は必ず「無制限」にする。ここは絶対にケチってはいけないところです。

保険のお金は、「貯金で払えないもの(対人・対物)」に集中させ、「貯金で払えるもの(自分の車の修理)」からは引く。このメリハリが、いちばん賢い保険の使い方だと私は思っています。

⑥ そして「修理代を貯金で払えないほど高い車」は、買わない

最後にもうひとつ、大事な考え方を。

「車両保険を外したら、もし壊れたとき修理代が払えないから不安」——そう感じるなら、それは保険の問題ではなく、車のグレードが身の丈に合っていないサインかもしれません。

修理代を自分の貯金で払えないほど高価な車は、そもそも買うべきではない。 これくらいの感覚でいるほうが、車のせいで家計が傾くことを防げます。「ローンを組んで高い車を買い、その車を守るために高い車両保険もかける」——これは家計にとって、かなり重たい選択です。身の丈に合った車に乗っていれば、車両保険なしでも怖くない。これが我が家のたどり着いた結論でした。

ちなみに我が家の2台目は軽自動車。車両価格が手頃なぶん、「もし壊れても修理代は貯金でなんとかなる」と割り切りやすく、車両保険を外す判断は自然とできました。身の丈に合った車を選ぶこと自体が、いちばんの保険料の節約になっている——そんな気もしています。

⚠️ もちろん、新車・高級車・ローン中の車など、車両保険を「つけたほうがいい」ケースもあります。 大事なのは「みんなが入っているから」ではなく、自分の車の価値と貯金で、つける・外すを自分で判断すること。その判断材料を得るのにも、次の一括見積もりが役立ちます。


ついでに見直したい「個人賠償責任保険」——我が家は自動車保険につけています

車両保険は「外す」話をしましたが、逆に「安く備えておくべき」ものもあります。それが個人賠償責任保険です。

これは、車の事故とは関係なく、日常生活の中で他人にケガをさせたり、人の物を壊したりしたときの賠償をカバーしてくれる保険。たとえば——

  • 子どもがお店の商品を落として壊してしまった
  • 自転車で人にぶつかって、相手に大ケガをさせてしまった
  • 飼っている犬が他人に噛みついてしまった

特に自転車の事故は、相手の状態によっては賠償が数千万円になった例もあります。これはまさに、前に書いた「貯金では払いきれない=人生が破綻するレベルのリスク」。だからこそ、ここは保険で備えるべきところです。最近は自治体で「自転車保険の加入が義務」になっている地域も増えていますが、その役割もこの個人賠償責任保険がしっかり果たしてくれます。

ありがたいのは、これが自動車保険の特約として、月数百円ほどの安さでつけられること。我が家は、この個人賠償責任保険を自動車保険にセットでつけています。家族みんなの「うっかり」を、わずかな上乗せでまとめてカバーできるので、コスパは抜群です。

ひとつだけ注意点を。この保険は、火災保険や傷害保険、クレジットカードの付帯保険などに、すでについていることもあります。知らないまま自動車保険でも入ると”二重がけ”になりがち(基本的に重複しても受け取れるのは1契約分)。今どこかで入っていないかを一度確認したうえで、なければ自動車保険の特約でつける——この順番がムダがありません。一括見積もりで保険を見直すこのタイミングが、ちょうどいい確認の機会です。


自動車保険は「一括見積もり」で見直すのが正解

ここまで読んで、「じゃあ、うちの保険はどうなんだろう?」と思った方へ。まずやるべきは、一括見積もりで複数社をまとめて比較することです。我が家がやったのも、まさにこれでした。

一括見積もりサービスのいいところは、こんな点です。

  • 無料で使える。比較するだけならお金は一切かからない
  • 入力は5分ほど。一度の入力で、最大20社ほどの見積もりがまとめて出る
  • 1社ずつ自分で問い合わせる手間がゼロ。「相場」が一目でわかる

「保険会社から電話がしつこく来るのでは?」という不安もよく聞きます。でも実際にやってみると、メール中心で比較でき、思っていたほど煩わしさはありませんでした。なにより、今の自分の保険が高いのか安いのかを”知るだけ”でも大きな価値があります。

入力するときは、車両保険のあり・なし両方で見積もりを取るのがおすすめ。前の章で書いた「年3〜4万円の差」が、自分の車だと具体的にいくらなのかが見えます。そのうえで、つける・外すを自分の判断で決めればいいんです。


見直し=乗り換え、ではない(比較は”納得料”)

最後に、いちばん伝えたいことを。

見直す=必ず乗り換える、ではありません。 我が家のように、比較した結果「今のままが一番」という結論でもまったくOK。一括見積もりは無料なので、「結局そのままだった」としても損はゼロです。

むしろ価値があるのは、「なんとなく払う」から「納得して払う」に変わること。同じ保険料でも、見比べたうえで選んだという納得感があれば、毎年の更新がモヤモヤしなくなります。逆に、見直して数千円〜1万円下がれば、それは何もしなくても毎年ずっと続く節約です。

そして、これは一度やって終わりにする必要もありません。保険料は各社が毎年のように見直していて、条件もこちらの年齢・等級・走行距離で少しずつ変わります。だから、毎年の更新が近づいたタイミングで、そのつど一括見積もりを取ってみるのもアリだと思います。5分の入力で「今年も今の保険が一番か」を確認できる。これを毎年の小さなルーティンにしておくと、知らないうちに割高な保険を払い続ける、ということがなくなります。

移住で車が増えるこのタイミングは、保険を見直す絶好の機会。「比較は納得料」くらいの軽い気持ちで、まずは一度動いてみる価値は十分あります。


まとめ:保険は「貯金で払えないもの」に集中させる

最後に、我が家の考え方をまとめます。

  • 🚗 移住は保険の見直しどき:住所・走行距離・台数が変わり、保険料が動く節目
  • 💰 我が家は2台で年7万円:一括見積もりで比較し、納得してソニー損保を継続
  • ⚠️ 車両保険は”使いにくい保険”:つけると年3〜4万円割高、使えば等級が下がって取り返される。一番多い”軽い損害”では使えない
  • 🏦 車の修理は貯金で、対人・対物は無制限で:保険は「貯金で払えないリスク」にこそ集中させる
  • 🚲 個人賠償責任保険は安く備える:子どもの破損・自転車事故などの高額賠償を、自動車保険の特約(月数百円)でカバー。我が家もこれ。火災保険等との二重がけだけ注意
  • 🚙 修理代を払えないほど高い車は買わない:身の丈に合った車なら、車両保険なしでも怖くない

保険は「入れば入るほど安心」ではありません。どこにお金をかけて、どこは自分の貯金で備えるか——この線引きこそが、家計を守る一番のポイントだと思います。移住という節目に、ぜひ一度、一括見積もりで自分の保険を見直してみてください。

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