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【地方移住×住まい】移住先で家を買わずに賃貸にした理由——「合わなかったら取り返しがつかない」を避けた話

移住の家、買う?借りる?の画像 住まい・売却
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都会に39年住んでから、山口県に家族で移住したふくパパです。🐡

この記事は、「移住先の家って、買うべき?借りるべき?」で迷っている人向けです。

我が家は都会の持ち家マンションを売って移住しました。「じゃあ移住先でも家を買ったの?」とよく聞かれるんですが——答えはいいえ。賃貸です。2LDKのアパートに、家族4人で住んでいます。

先に結論を言うと、移住していきなり家を買うのは、リスクが大きすぎるというのが我が家の判断です。この記事では、買わなかった理由と、田舎の賃貸探しのリアル、実際に住んでみて感じる良い点・つらい点まで、ぜんぶ正直に書きます。

① 買わなかった理由:合わなかったら、取り返しがつかない

理由はシンプルです。もしこの土地が合わなかったら、取り返しがつかないから。

移住は、住んでみるまでわからないことだらけです。気候、ご近所付き合い、子どもの学校、買い物の便利さ、冬の寒さ——事前にどれだけ調べても、「暮らしてみたら違った」は普通に起こるはず。

そのとき賃貸なら、引っ越せば済む。でも家を買っていたら、そうはいきません。都会と違って田舎の家は、売りたいときにすぐ売れるとは限らない。「合わなかったけど、家を買っちゃったから動けない」——これが移住の失敗パターンとして一番怖いと思っていました。

それに我が家の場合、妻の実家の近くに住むという移住だったので、「早く家を構えなきゃ」と焦る必要もありません。まず賃貸で暮らしを立ち上げて、土地との相性をゆっくり確かめる。

ちなみに都会の持ち家は「貸す」も検討したうえで、結局売りました。この経緯は別記事に書いています。

【関連記事】地方移住でマンションはどうする?「貸す」も考えたけど結局売った理由

② 田舎の賃貸探しのリアル:4月入居なのに、2月に契約した

じゃあ賃貸を選び放題だったかというと、まったく違います。ここが田舎のリアルなんですが——そもそも物件が少ない

都会の感覚だと、賃貸は「引っ越したい月の1〜2ヶ月前くらいに探し始めればいい」ですよね。選択肢が山ほどあるから。でも田舎は、ファミリー向けの賃貸自体が数えるほどしかありません。

我が家の決め手は、長男が通う予定の小学校の近くに、たまたま空きが出ていたこと。これを逃したら次はいつ出るかわからない。だから4月入居なのに、半年ほど前から探しはじめて2月の時点で契約しました。空家賃を払ってでも押さえる価値がある——それくらい、田舎の「ちょうどいい物件」は貴重です。

いい物件が出たら、迷っている時間はありません。

【関連記事】【子連れ✕移住】のやることリスト|マンションは引っ越してから売った

③ 住んでみたリアル:2LDKは正直狭い。でも「サードプレイス」に救われている

正直に書きます。家族4人で2LDKのアパートは、狭いです

元々3LDKの分譲マンションに住んでいたので、なおさら狭く感じます。しかも我が家は2階。下の階への足音が気になるので、子どもたちがドンドン走り回るたびに「静かに歩いて!」と注意することになります。子どもは動き回るのが仕事なのに、それをいちいち止めるのは、親として地味にストレス。

それでもやっていけているのは、車で5分の距離に妻の実家があるから。

週末は実家の庭や近所のお友達たちとのびのび過ごせる。子どもたちが思いきり騒げる場所が、家の外にもうひとつある。この「サードプレイス」の存在が、狭い賃貸暮らしの息抜きとして相当ありがたいんです。正直、これがなかったら住んでいられなかったかもしれません。笑

あとひとつ、田舎あるあるを。「広い間取りに住み替えればいいじゃん」と思うかもしれませんが、田舎には大きな間取りの賃貸自体がほとんどありません。3LDK以上のファミリー賃貸は本当に希少。あっても古めの戸建て賃貸で、正直ちょっと住む気になれない……。「田舎=広い家」のイメージは、持ち家の話であって、賃貸には当てはまらないんです。

【関連記事】地方移住はやめとけ?山口に家族で移住して2年目の僕が、後悔したこと10個と「向かない人」を正直に書く

④ それでも賃貸にしてよかったこと:気軽さと、読みやすい固定費

狭さを差し引いても、賃貸にしてよかったと思っています。理由は2つ。

1つ目は、気軽さ。

合わなければ引っ越せる。家族構成が変われば住み替えられる。この「いつでも動ける」感覚は、移住したばかりの時期の安心材料として想像以上に大きいです。

2つ目は、固定費が読みやすいこと。

我が家の家賃は月7.5万円。都会の持ち家時代の住居費(ローン+管理費+修繕積立金で月12万円超)から、大きく下がりました。

そして持ち家と違って、賃貸は突発の大きな出費がありません。実際、エアコンが故障したときも修理費は大家さん持ち。持ち家なら、給湯器やエアコンの故障、外壁の修繕……と数万〜数十万円の出費がいつ来るかわからない。賃貸は概ね「家賃の額だけ見ていればいい」ので、家計の見通しが立てやすいんです。

それと、これは勤め先によりますが、賃貸だと住居手当が出る会社も多いですよね。持ち家だと対象外になるケースもあるので、自分の勤務先の制度は確認しておく価値があります。

移住後の家計全体がどうなったかは、この記事にまとめています。

【関連記事】【地方移住×お金】移住して家計はどうなった?固定費ビフォーアフター全公開——結論、年間約60万円軽くなった

⑤ 我が家の住まい計画:買うのは、ずっと先でいい

じゃあ一生このままか、というと、我が家なりのゆるい、ぼんやりとした計画はあります。

  • 🏫 子どもが中学に上がるころ:もう少し広い賃貸に住み替え(子どもの体も荷物も大きくなるので)
  • 🏡 子どもたちが巣立ったあと:夫婦でこじんまりした平屋を建てられたらいいなあ、くらいの感覚(これは僕の個人的な夢です)

ポイントは、「家を買う」を人生の早い段階で確定させないこと。子育て期は家族の形がどんどん変わります。その変化に住まいを合わせられるのが賃貸の強みで、買うのは暮らしが固まってからでも遅くない——というのが、持ち家を一度手放した我が家の実感です。

まとめ:移住の住まいは「まず賃貸」でいい

最後に、この記事の要点です。

  • 🏠 移住していきなり家を買うのはリスクが大きすぎる。合わなかったら取り返しがつかない
  • 🔍 田舎の賃貸は物件が少ない。我が家は4月入居なのに2月に契約した
  • 😅 2LDKは正直狭い。2階の足音問題もある。妻の実家というサードプレイスに救われている
  • 💰 それでも賃貸は気軽で、固定費が読みやすい(家賃月7.5万円・突発の修繕費が少ない・住居手当の可能性も)
  • 🏡 買うのは暮らしが固まってから。「まず賃貸で確かめる」は移住の失敗保険

「せっかく土地代の安い地方に移住するんだから、夢のマイホーム!」という気持ちはよくわかります。でも、その夢は土地との相性を確かめてからでも遅くありません。まず賃貸で身軽に始めて、暮らしが根を張ってから考える。持ち家を売って移住した我が家からの、正直なおすすめです。

ふくパパ

都会に39年住んだあと、家族で山口県に移住しました。移住を機に自宅マンション売却・保険の見直し・固定費のカットをやりきり、家計は年間約60万円軽くなりました。このブログでは「地方移住とお金とくらし」のリアルを、実額つきで正直に書いています。

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