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【地方移住×お金】移住して家計はどうなった?固定費ビフォーアフター全公開——結論、年間約60万円軽くなった

家計が年60万円軽くなった画像 家計・固定費
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都会に39年住んでから、山口県に家族で移住したふくパパです。🐡

「地方に移住したら、生活費って本当に安くなるの?」

移住を考え始めた頃、僕がいちばん知りたかったのがこれでした。ネットで調べると「安くなる!」という記事と「むしろ高くつく」という記事が両方出てきて、正直よくわからない。

移住して2年目に入った今なら、実額で答えられます。我が家の場合、固定費は年間およそ60万円軽くなりました。 ただし——「移住したから勝手に安くなった」わけではありません。勝手に下がったもの、確実に増えたもの、意外と変わらないもの、自分で見直して下げたもの。この4種類が混ざった結果が60万円です。

このブログでバラバラに書いてきた数字を、この記事に全部集めました。移住後の家計のリアルな見取り図として使ってください。

① 先に結論:我が家の固定費ビフォーアフター一覧

都市部のマンション暮らし(持ち家3LDK・車1台)から、山口の賃貸暮らし(2LDK・車2台)へ。固定費はこう変わりました。

費目移住前移住後年間の変化
住居費月123,800円月75,000円約▲59万円
保険(医療・がん・貯蓄型)年約32万円0円▲32万円
ディズニー英語(教材)月4,000円0円▲4.8万円
NHK受信料年約2万円0円▲2万円
車(2台目リース・ガソリン等)1台分2台分+40万円前後
スマホ(夫婦2人分)月5,000円月6,000円+1.2万円
光熱費冬ピーク約4万円冬ピーク約3.5万円ほぼ横ばい

下がった分の合計が年約98万円。増えた分が年約40万円。差し引きで、年間およそ60万円のマイナス(=家計が軽くなった) です。

ここから、それぞれの中身を正直に書いていきます。

② 移住で「勝手に」下がったもの:住居費

いちばん大きいのは、やはり住居費でした。内訳を並べます。

移住前(都市部・持ち家マンション)

  • 住宅ローン返済:月72,000円
  • 管理費・修繕積立金:月30,000円
  • 駐車場代:月8,500円(1台)
  • 固定資産税:年約16万円(月にならすと約13,300円)

あわせて 月123,800円。持ち家って、ローンだけ見ると安く感じるんですが、管理費・修繕積立金・駐車場・固定資産税を足すと、実際はこれだけ出ていきます。

移住後(山口・賃貸2LDK)

  • 家賃:月75,000円(駐車場2台分込み)

以上です。シンプル。毎月の支払いだけ比べても月35,500円のダウン。固定資産税の年約16万円もあわせると、年間およそ59万円 の差になりました。

しかもこの家賃で駐車場が2台分ついてくるのが地方のすごいところ。都市部では1台8,500円払っていたのに、です。

我が家は持ち家マンションを売却して賃貸に移りました。「売る?貸す?」の判断や、売却の実体験は別の記事に書いています。

【関連記事】地方移住でマンションはどうする?「貸す」も考えたけど結局売った理由

【関連記事】【地方移住×持ち家】マンション売却のリアル全記録|約3か月半で成約・180万円値下げ

③ 移住で「確実に」増えたもの:車

逆に、確実に増えたのが車です。ここを書かないとフェアじゃないので、はっきり書きます。

都市部では1台で足りていた車が、山口では夫婦それぞれの足として2台必須になりました。増えた分は:

  • 2台目のリース代:月2万円+ボーナス月(年2回)+3万円=年約30万円
  • ガソリン代:1台・月5,000〜10,000円 → 2台・月10,000〜15,000円に増加
  • 自動車保険・税金・車検:当然2台分に

あわせて、ざっくり年40万円前後の増加です。「移住すれば何もかも安くなる」は、車に関しては当てはまりません。せっかく住居費で下がった分の、6〜7割くらいを車が食べていく計算です。

ただし、車まわりは工夫の余地が大きい費目でもあります。我が家は自動車保険を一括見積もりで見直して2台で年7万円に収め、2台目のリースについては「次は質のいい中古車を一括で買う」という学びも得ました。詳しくはそれぞれの記事で書いています。

【関連記事】【地方移住×車】2台必須の田舎暮らし、カーリースは割高だった話

【関連記事】【地方移住×車】自動車保険は一括見積もりで見直す|2台で年7万円にできた実体験

④ 意外と変わらないもの:光熱費とスマホ

光熱費は、ほぼ横ばいでした。 地方の賃貸は都市ガスではなくプロパンガスの物件が多く、我が家もプロパン。単価ははっきり高くて、この冬のピークは22.2㎥で18,210円でした。それでも総額では、都市部時代の冬ピーク約4万円(電気+ガス)に対して、今は約3.5万円。部屋が3LDK→2LDKと小さくなったことなどに助けられています。裏を返せば、条件次第で光熱費は普通に上がるということ。物件選びで「都市ガスかプロパンか」は必ず確認してください。

スマホは、むしろ少し上がりました。 楽天モバイル時代は1人あたり月2,500円、UQに乗り換えた今は月3,000円。夫婦2人分で月1,000円の増加です。でもこれは後悔していません。田舎では料金の安さより、電波がつながること・速度が出ることのほうがずっと大事だと痛感したからです。1人500円の差で日々のストレスが消えるなら安いものでした。

【関連記事】移住したら楽天モバイルが弱すぎた。妻のひと言でiPhoneに乗り換えて分かった「田舎のスマホ選び」

【関連記事】地方移住はやめとけ?山口に移住して2年目の僕が、後悔したこと10個と「向かない人」を正直に書く

⑤ 「見直し」で下げたもの:保険・教材・NHK——ここが本当の勝負どころ

ここまでが「移住したら自動的にこうなった」の話。ここからが、このブログでずっと書いてきた「移住をきっかけに、自分で見直して下げた」固定費です。合計すると年約39万円。住居費の次に大きいのが、実はここでした。

保険:年約32万円。医療保険・がん保険・貯蓄型保険をぜんぶ解約しました。決め手は高額療養費制度と生活防衛費。貯蓄型保険は約30万円の損切りまでして手放しました。固定費見直しのラスボスです。

ディズニー英語の会員費:年4.8万円(月4,000円)。これは正直に書きます。子どもが小さいうちは、DVDやCDを流しておけば何度も同じものを見て聞いてくれていました。でも大きくなると、ドラえもんやクレヨンしんちゃん、ポケモンといったサブスクの誘惑にどうしても負ける。同じDVDは飽きて、次第に見なくなりました。「これなら将来の留学資金として運用していたほうがよかったかも」というのが今の本音です。ただ、これは経験したからわかったこと。子どもの教育への投資は、保険と同じで家計の「聖域」になりやすい——これが我が家の学びでした。

NHK受信料:年約2万円。移住を機にテレビを手放して解約。固定費見直しの記念すべき第一弾でした。

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⑥ 「移住したから安くなる」のではなく「移住は見直しの最大のチャンス」

ここまでの数字をあらためて並べると、こうなります。

  • 移住で勝手に下がった:住居費 ▲59万円
  • 移住で確実に増えた:車 +40万円前後、スマホ+1.2万円
  • 意外と変わらない:光熱費
  • 見直しで下げた:保険・教材・NHK ▲39万円

気づいたでしょうか。「移住そのもの」の効果は、住居費▲59万円から車+40万円を引いた、差し引き20万円ほどなんです。「地方移住=生活費が激減」というイメージは、車社会の現実でだいぶ相殺されます。

じゃあ何が家計を軽くしたかというと、移住をきっかけにした固定費の総点検でした。保険もNHKも教材も、移住しなくても見直せたはずのもの。でも「なんとなく」で何年も払い続けていた。暮らしをゼロから組み直す移住は、固定費の聖域に手を入れる最大のチャンス——これがこの記事でいちばん伝えたいことです。

⑦ 浮いた60万円はどこへ行ったか——正直、全額投資ではありません

最後に、浮いたお金の行き先を。よくある節約記事なら「浮いた分は全額投資へ!」と締めるところですが、我が家は違います。投資と、「今しかできないこと」の両方に使っています。

土台の部分は、マンションの売却益を新NISAのインデックス投信と高配当株の二本立てで運用中です。でも、浮いた60万円を1円残らず積み立てて、配当金も全部再投資して——という徹底はしていません。家族での外食も、自分たちや子どもの服も、レジャーも旅行も、遠慮なく使う。配当金も使います。

理由ははっきりしています。子どもが小さい今にしか、できないこと・楽しめないことが山ほどあるからです。庭先で一緒に虫取りをして、海やプールで一緒に泳いで、家族で出かける——この時期の1万円と、老後の1万円は、同じ1万円でも引き出せる価値が違う。だから「全部を将来へ先送り」は、我が家にとってはむしろもったいない使い方なんです。

ただ、これを迷いなく言えるのは、売却益で生活防衛費と運用の元本という「土台」ができているからだとも思っています。順番はやっぱり、①まず土台を作る → ②あとは罪悪感なく、今に使う。固定費の見直しで浮いたお金は、その両方の原資になっています。

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⑧ まとめ:我が家の固定費ビフォーアフター

  • 🏠 住居費は月123,800円→75,000円(持ち家+駐車場→賃貸・駐車場2台込み)で年▲59万円
  • 🚗 車は1台→2台で年+40万円前後。「移住=安くなる」を車が相殺する
  • 🔥 光熱費はほぼ横ばい(プロパンは高いが、条件次第)。スマホは電波優先で微増
  • ✂️ 見直しで年▲39万円(保険32万・ディズニー英語4.8万・NHK2万)。ここは移住しなくてもできる、でも移住が最大のチャンス
  • 💰 差し引き、年間およそ60万円家計が軽くなった。浮いた分は、投資と「子どもが小さい今しかできないこと」の両方へ

移住で家計がどうなるかは、住む場所より「移住を機にどれだけ棚卸しするか」で決まる——2年目の実感です。これから移住する人は、引っ越しの荷造りと一緒に、固定費の棚卸しリストもぜひ作ってみてください。

ふくパパ

都会に39年住んだあと、家族で山口県に移住しました。移住を機に自宅マンション売却・保険の見直し・固定費のカットをやりきり、家計は年間約60万円軽くなりました。このブログでは「地方移住とお金とくらし」のリアルを、実額つきで正直に書いています。

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