移住したら楽天モバイルが弱すぎた。妻のひと言でiPhoneに乗り換えて分かった「田舎のスマホ選び」

スマホは電波で選べ 移住

移住の準備で、家やお金のことは一生懸命調べますよね。でもスマホと通信回線って、案外ノーマークじゃないでしょうか。

僕は完全にノーマークでした。そして移住後、見事につまずきました。

この記事では、「移住後に楽天モバイルの電波が弱すぎた話」から、「アンチアップルだった僕が妻のひと言でiPhoneに乗り換えた話」、そして「1円スマホの契約地獄」まで、ぜんぶ正直に書きます。これから移住する人が同じ失敗をしないための、実体験まるごとレポートです。

結論:田舎のスマホは「電波」で選べ。1円スマホより「端末一括+電波の良いプラン」

先に結論です。

  • 移住先のスマホは、料金より先に「電波(つながりやすさ)」で選ぶ
  • “1円スマホ”のセット契約は、手続きが地獄。全くおすすめしない
  • これから乗り換えるなら、端末は一括購入+電波の良い大手系プラン(ahamoなど)が身軽

なぜこう思うに至ったか、順番に話していきます。

移住前は楽天モバイル。でも田舎で電波が弱かった

移住する前、僕はずっと楽天モバイルを使っていました。料金が安くて、楽天経済圏で生きていて(楽天カード、楽天トラベル、楽天銀行、楽天証券など利用)、都会では何の不満もなかったんです。

ところが移住してみると——これが、つながらない。

家の中で電波が弱い、ちょっと郊外に出ると圏外気味。「安かろう」の意味を、田舎で初めて体で理解しました。

なぜ田舎で電波が弱くなるのか(ここ大事)

ここで少し、仕組みの話をさせてください。「格安スマホは遅い・弱い」ってよく聞きますが、これ、半分ホントで半分ウソです。種類を知ると選び方が一気にラクになります。

通信会社はざっくり2タイプあります。

  • MNO(自分で電波の基地局を持っている会社):ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社。自前の設備で電波を飛ばしている。
  • MVNO(その回線を”間借り”している会社):いわゆる格安SIM(mineo、IIJmioなど)。大手から回線の一部を借りて安く提供している。

ここがポイントで、MVNOは回線を間借りしている分、お昼や夕方など混む時間に速度が落ちやすいんです。道路でいうと、自前の車線がなくて他社の車線の一部を借りて走っているイメージ。混雑したら詰まります。

じゃあ楽天モバイルはなぜ弱かった?

「楽天はMNO(自前)なのに、なんで田舎で弱いの?」と思いますよね。これは混雑とは別の理由です。

楽天モバイルは4番目に参入した新しい会社なので、先行する大手3社(ドコモ・au・ソフトバンク)に比べると、地方のエリア整備がまだ発展途上なんです。都市部では快適でも、田舎や山間部、建物の中では電波が弱いことがある。これが、僕の住むエリアで実際に起きていたことの正体でした。

つまり移住者にとっては、「混雑で遅いMVNO」も「エリアが手薄な回線」も、どっちも地雷ということ。田舎では特に、ここを甘く見ると痛い目を見ます。

家電量販店にて。妻の宣戦布告

まだ移住したての頃、なにかの用事で家族で家電量販店へ。スマホコーナーをふらっと立ち寄った時のことです。

妻が突然こう言いました。

妻「ねえ。私、iPhoneにしたい

僕「……は? なんで急に」

妻「急にじゃないよ。前から思ってた

満を持して放たれた「前から思ってた」。完全に予習済みの顔でした。

ここで僕の中のアンチアップル魂がムクムクと起き上がります。僕はその、なんというか……みんなが持ってるから持つ、みたいなのが昔から好きじゃない。ちょっと人と違うものを選びたい、奇をてらいたい性格なんです。

僕「いやでもさ、OPPOで十分やん。同じことできるやん」

妻「……(無言のジト目)」

僕「みんなiPhoneってだけで選ぶの、なんかさ……」

妻「でも、この辺じゃつながりにくい楽天はどうするん、ついでにパパも一緒にiPhoneに変えたら?」

こうして僕は、自分のこだわりを胸にしまい、しぶしぶiPhoneを手に取ることになったのです。

アンチアップルが陥落。iPhoneの実力に驚いた

で、結論から言うと——完敗でした。

OPPOを否定する気はまったくありません。コスパは本当に優秀。でも、実際にiPhoneを使ってみて、「さすが高いだけのことはあるな」と痛感した点がいくつもありました。

  • カメラの画質:これはもう、言わずもがな。子どもの写真が別物に。
  • 動画の手ブレ補正:いちばん感動したのがこれ。自分が歩きながら撮っても、画面の中がほとんど揺れない。OPPOの時はガクガクだったのに。
  • 車のBluetooth接続:乗り込むと一瞬でつながる。OPPOの時は「えっと…」と待たされることが多かったので、地味だけど毎日効く快適さ。

人と違うものを選びたかった僕が、ベタにiPhoneの良さを語る日が来るとは。妻には頭が上がりません。

そのままUQに乗り換え→「1円スマホ」の手続きが地獄だった

さて、せっかく家電量販店にいるのでその流れでキャリアも乗り換えることに。電波の評判が良かったUQモバイルを選びました(理由は後述しますが、これは正解でした)。

問題はその契約方法です。いわゆる「1円スマホ」のキャンペーンで契約したんですが——これがもう、脳のリソースを根こそぎ持っていく煩雑さでした。

「1円にするには、こちらとこちらの条件を満たしていただいて……」と言われるがまま、気づけば契約が増殖していきます。

  • auでんきの契約
  • 家族割を使うための、子どもの電話番号の取得
  • auカード(クレジットカード)の契約
  • Pontaアプリの連携

……スマホを1円にするために、いったい何件の契約をしているんだ、と。店頭で2〜3時間、ぐったり。で2年後に返却する必要があるという。。あの労力を時給換算したら本当にお得だったのか、自信がありません。

正直、もうやりたくない。 これが本音です。

次に乗り換えるなら:端末は一括、回線は「電波の良い大手系プラン」

この経験から、僕の中で答えが出ました。次はこうします。

① スマホ本体は「一括」で買う
セット契約の縛りや、増殖する付帯契約から解放されます。本体と回線を切り離して考えるのが、結局いちばん身軽。

② 回線は”電波の良い格安”を選ぶ
ここで最初の「MNO / MVNO」の話が効いてきます。実は、安くて電波も良いおいしいゾーンがあるんです。

  • サブブランド(UQモバイル=au回線/Y!mobile=ソフトバンク回線):大手の自社回線そのままなので、混雑時も安定。僕が選んだUQがまさにこれで、電波の不満は消えました。
  • オンライン専用プラン(ahamo=ドコモ/povo=au/LINEMO=ソフトバンク):これも大手の自社回線。店舗がない分さらに安く、手続きはスマホで完結。

つまり、間借りのMVNOじゃなく、「大手の回線をそのまま使える格安(サブブランド or オンラインプラン)」を選べば、田舎でも電波で困りにくい。次は僕は、ahamoのような大手オンラインプランにしようと思っています。手続きがシンプルなのが何より魅力です。

まとめ:移住前に、スマホと回線も見直しておこう

最後に、これから移住する人へ。

  • 移住先での電波(つながりやすさ)を最優先で回線を選ぶ
  • 「格安SIM」には種類がある。間借りのMVNOより、大手回線をそのまま使えるサブブランド/オンラインプランが田舎では安心
  • 1円スマホのセット契約は手続きが重い。端末一括+シンプルなプランの方が、長い目で見て身軽

家やお金ほど目立たないけど、スマホは毎日触るもの。移住の準備リストに、ぜひ「スマホと回線の見直し」も加えてみてください。妻のひと言がなければ、僕はいまも圏外でOPPOを握りしめていたかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました