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【子連れ✕移住】のやることリスト|マンションは引っ越してから売った

「マンションは引っ越してから売った」と書かれた、SOLD札のついたマンションと鍵のイラスト 移住の準備・決断
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都会に39年住んでから、山口県に家族で移住したふくパパです。🐡

「引っ越すことは決まった。でも——何から手をつければいいの?」

住まい探し、役所の手続き、子どもの転校、車、銀行、そして持ち家の売却……。やることが多すぎて、頭の中がこんがらがってしまう。我が家もまさにそうでした。

この記事は、引っ越す日は決まったのに、何から手をつければいいのかが分からない人へ。とくに、子どもがいる・持ち家がある・引っ越し先が遠い——この3つが重なると、よくある引っ越しのやることリストでは足りません。転校の連絡も、家の売り方も、銀行の住所変更も載っていないからです。

4人家族(夫婦+子ども2人・共働き)で2025年に都市部から山口県へ引っ越した我が家が、実際にやったことを「引っ越し前→直前〜当日→引っ越し後」の順に並べました。いちばん悩んだ持ち家マンションは、**「引っ越してから売る」**という方法にたどり着いています。

引っ越しのやることは、3つの時期に分けると迷わない

まず最初に、全体の地図をお見せします。移住の「やること」は、ごちゃ混ぜに考えるとパンクします。でも、3つの時期に分けると一気に整理できます。

  • 【引っ越し前】……住まい探し、銀行、車、子どもの学校の事前連絡など、引っ越しの”前”に動いておくこと
  • 【引っ越し直前〜当日】……役所の転出届、ライフラインの手配、引っ越し業者など、引っ越しに直結する手続き
  • 【引っ越し後】……転入届や子どもの転入学、銀行やカードの住所変更など、引っ越し先に着いてからやること

そして、この3つの時期をまたいで動いたのが、持ち家マンションの売却でした。我が家はこれを「引っ越してから」進めたのですが、これが大正解だったので、後ほどたっぷり書きます。

では、時期ごとに見ていきましょう。

【引っ越し前】に済ませておくこと|住まい・銀行・車・学校

引っ越し後はとにかくバタバタします。だから、前もって動けるものは移住前に片づけておくのが鉄則です。我が家が移住前にやったのは、おもに4つ。

なお、これら全部の大前提になる「仕事をどうするか」は、別の記事に選択肢をまとめています。

【関連記事】【地方移住✕仕事】仕事を変えずに移住できた話——「転職しない移住」と「転職する移住」の選択肢を全部書く

① 住まい探し(賃貸の内見)
地方の賃貸選びは、都市部とは見るポイントが違います。我が家がいちばん優先したのは、長男の小学校からの近さでした。こどもの通学のしやすさを軸に、住まいを決めました。

もうひとつ、地方で見落としがちなのが駐車場の台数。地方は1人1台が基本ですが、正直に言うと我が家がそれを痛感したのは引っ越した”あと”でした。当初は1台で足りるつもりが、住んでみて「これは2台ないと回らない」と気づくことに。これから住まいを探す人は、駐車場が2台分とめられるかも最初から見ておくと安心です。

【関連記事】【地方移住×住まい】移住先で家を買わずに賃貸にした理由——「合わなかったら取り返しがつかない」を避けた話

② 銀行まわりを「移住前」に整える(これが超重要)
地方はメガバンクの店舗が少なく、口座まわりで地味に詰みます。移住前にやっておくべきことが3つあります。

  • ネット銀行の口座開設……カードが届くまで数日かかるので、移住”前”に。
  • ゆうちょ銀行の口座開設……地方では子どもの集金や引き落としが「ゆうちょ・地銀限定」のことが多く、ゆうちょ口座があると本当に助かります。我が家は妻のゆうちょ口座があったおかげで救われました。すでに持っている人はそのまま活用。持っていない人は、住所変更の手間がないので開設は移住後でOK
  • メガバンクなど不要な口座の解約……これは盲点でした。解約は窓口に行かないとできないことが多いのに、移住先にはメガバンクの店舗がほとんどない。「都市部にいて窓口が近いうちに解約しておけばよかった」と心底思いました。使わない口座は、移住前のうちに整理しておくのがおすすめです。

【関連記事】【地方移住✕ネット銀行】移住者に銀行選びが超重要な理由

③ 車の準備の検討
地方は完全な車社会。我が家は移住を機に2台目が必要になりました。リースか中古一括購入か、ここは家計に大きく効くので早めに検討を。

【関連記事】【地方移住✕車】2台必須の田舎暮らし、カーリースは割高だった話

④ 子どもの転校・転園の事前連絡
今通っている学校・園と、移住先の学校・園の両方に、早めに連絡を入れておきます。必要な書類や手続きの流れを先に聞いておくと、あとがスムーズです。

我が家は、移住の半年以上前に一度連絡を入れました。早すぎるかとも思いましたが、必要な書類と、いつまでに何を出すのかを先に教えてもらえたおかげで、直前があわてずに済みました。学校や園によって手続きの時期はばらばらなので、電話1本で自分の家の締め切りが決まります。

【引っ越し直前〜当日】の手続き|転出届・ライフライン・業者

引っ越しが近づいたら、こんどは引っ越しそのものに直結する手続きです。

  • 役所で転出届……引っ越し前の市区町村役所へ。転出証明書をもらいます(移住後の転入届で使います)
  • ライフラインの手配……電気・ガス・水道の停止と開始。新居は開始/旧マンションは内覧で必要なので止めずに残した(停止は売却後)。ネット回線は、賃貸によっては最初から使える場合があります(我が家はこれで助かりました)。備え付けが無い物件は、開通に時間がかかることもあるので早めに申し込みを
  • 引っ越し業者……長距離になることが多いので、複数社の見積もりを取って比較するのがおすすめ

【この記事の主役】持ち家マンションは”引っ越してから”売った|子連れならこっちがラク

さて、ここからが我が家の移住でいちばん悩み、いちばん工夫したところです。それが、住んでいた持ち家マンションの売却でした。

住みながら売るのは、子育て世帯にはしんどい

持ち家を売るとき、ふつうは**「まだ住んでいる状態」で売りに出します**。買い手が現れたら、その都度、家の中を見てもらう(内覧)。これが当たり前のやり方です。

でも、よく考えてみてください。子どもがいる家で、住みながら内覧対応をする——これ、想像以上にしんどいんです。

  • 子どもがいると、家はどうしても散らかる。内覧のたびに完璧に片づけるのは至難の業
  • 「明日、内覧に行ってもいいですか?」と、買い手の都合で急に予定が入る。こちらの生活は後回し
  • 自分たちの生活感あふれる暮らしぶりを、見知らぬ人に見られるという、地味な精神的ストレス

売却活動はいつ買い手がつくか分かりません。その間ずっと「いつ内覧が入っても大丈夫なように」と気を張り続けるのは、共働き子育て世帯にはかなりの負担でした。

我が家の答え:先に引っ越して、空き家にしてから売った

そこで我が家が選んだのが、**「先に山口へ引っ越してしまって、マンションを空き家にしてから売る」**という方法でした。

具体的には、こうです。引っ越しを済ませて家を空にしたあと、マンションの鍵を不動産業者さんに預け、そこから先の内覧対応〜売却までを全部おまかせしたのです。

これが、本当に良かった。メリットを並べると——

  • 生活を邪魔されない:もう住んでいないので、急な内覧の連絡に振り回されることがゼロ。新生活の準備に集中できた
  • きれいな状態で見せられる:生活感のない空っぽの部屋は、買い手にとっても見やすく、印象が良い。片づけに追われることもない
  • 内覧の様子をカメラで後から確認できた:これが圧倒的な安心感でした。空き家なので留守中に内覧が行われるのですが、その様子をカメラで録画してもらえて、あとから自分たちで見返せる。「どんな人が、どこを気にして見ていたか」が分かって、遠く離れた山口にいても不安がありませんでした。

「住みながら売る」のが当たり前だと思い込んでいましたが、子連れ移住なら、引っ越してから売るほうが断然ラク。これは声を大にして伝えたいポイントです。

任せられる不動産屋さんに出会えたことが、いちばん大きかった

ここまでスムーズにいったのは、ひとえに**信頼して丸投げできる不動産業者さんに出会えたから**です。遠隔で鍵を預けて売却まで任せるわけですから、業者選びがすべてと言っても言い過ぎではありません。

売る仲介(公式サイト)はこちら

ちなみに我が家は、売却の相談を移住の1年ほど前から始めていました。早めに動いたおかげで、業者さん選びも含めて気持ちに余裕を持って進められたと思います。持ち家がある人は、移住を考え始めたら早めに相談に動いておくのがおすすめです。

ちなみに、売却活動の詳しい流れ(値下げの決断や成約までの記録)と、売却で得たお金をその後どう運用したか(新NISAや高配当株の話)は、それぞれ別の記事にじっくり書いています。

【関連記事】【地方移住×持ち家】マンション売却のリアル全記録|3か月半で成約・180万円値下げ

【関連記事】【地方移住×お金】マンション売却益1800万円を、新NISAと高配当株でこう運用した

【引っ越し後】に待っている手続き|転入届・住所変更・転入学

無事に引っ越したら、移住先での手続きが待っています。

  • 役所で転入届……引っ越し後14日以内に、移住先の役所へ。転出証明書を持っていきます
  • 児童手当・マイナンバーの住所変更……子育て世帯は児童手当の手続きも忘れずに
  • 子どもの転入学手続き……小学校・保育園・学童など。移住前に連絡しておいた流れに沿って進めます
  • 銀行・クレジットカードの住所変更……ネット銀行はアプリの中だけで終わりました。反対に、店舗のある銀行は書類が郵送で届いて往復するぶん時間がかかります。**ここでも「口座の数が少ないほどラク」**でした
  • 子ども関係の引き落とし口座……保育園や習い事の引き落としが「地銀・ゆうちょ限定」で、メインのネット銀行が使えない問題にぶつかります。我が家は楽天銀行の自動振込で解決しました。

【関連記事】楽天銀行おまかせ振込予約の設定方法|月謝も積立も毎月自動にできる

引っ越してから分かった、やることリストに足りなかったこと

最後に、我が家のしくじりも正直に書きます。どれも、リストに書いてあれば先回りできたことでした。

  • メガバンクの解約を、都市部にいるうちに済ませておくべきだった:これがいちばんの反省です。解約は窓口に行かないとできないことが多いのに、移住先にはメガバンクの店舗がほとんどない。「窓口が近かったあの頃に解約しておけば……」と、移住後に何度も思いました
  • ゆうちょ口座の大切さを、もっと早く知りたかった:我が家は妻のゆうちょ口座があったから助かりましたが、もし無かったら、地方の引き落とし対応で本当に詰んでいました。持っていない人は、移住後の早いうちに開設をおすすめします

教訓はシンプルで、銀行まわりは「窓口が近い移住前」にこそ動くべきということ。メガバンクの解約は、都市部にいるうちに片づけておくと、移住後がぐっとラクになります。

まとめ:引っ越しのやることチェックリスト【子連れ・持ち家あり】

最後に、この記事の全部をチェックリストにまとめます。上から順に見ていける形で、時期ごとに並べました。

📦【引っ越し前】

  • ☑ 住まい探し(駐車場の台数を必ず確認)
  • ☑ ネット銀行の口座開設(移住”前”が正解)
  • ☑ メガバンクなど不要口座の解約(窓口が近い”今”のうちに)
  • ☑ 車の準備の検討(地方は1人1台)
  • ☑ 子どもの転校・転園の事前連絡(我が家は半年以上前に一度電話)

🚚【引っ越し直前〜当日】

  • ☑ 役所で転出届(転出証明書をもらう)
  • ☑ ライフライン(電気・ガス・水道・ネット回線)の手配
  • ☑ 引っ越し業者の一括見積もり

🔑【持ち家の売却】← 子連れなら”引っ越してから”がラク

  • ☑ 空き家にしてから鍵を預け、内覧〜売却を丸投げ
  • ☑ まずは一括査定で”信頼できる担当者”を見つける

🏡【引っ越し後】

  • ☑ 役所で転入届(14日以内)・児童手当・マイナンバー住所変更
  • ☑ゆうちょ銀行の口座開設(持ってない人は)
  • ☑ 子どもの転入学手続き
  • ☑ 子ども関係の引き落とし口座を整える
  • ☑ 銀行・クレジットカードの住所変更

子連れの地方移住は、やることが多くて大変です。でも、時期ごとに分けて、前倒しで動けば、ちゃんと回ります。とくに持ち家がある人には、「引っ越してから空き家にして売る」という選択肢があります。我が家にとっては、これが引っ越しをぐっとラクにしてくれた、いちばんの工夫でした。

なぜ我が家がそもそも地方移住を選んだのか——その全体像は、こちらの記事に書いています。あわせてどうぞ。

【関連記事】地方移住でお金の不安は減る?インフレ時代に移住を選んだ理由と結果

ふくパパ

都会に39年住んだあと、家族で山口県に移住しました。移住を機に自宅マンション売却・保険の見直し・固定費のカットをやりきり、家計は年間約60万円軽くなりました。このブログでは「地方移住とお金とくらし」のリアルを、実額つきで正直に書いています。

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