【地方移住×お金】車の走行距離が2.3倍になった|年7,000km→16,000km、ガソリン代と高速代はこうなりました

車の走行距離が2.3倍になった画像 家計・固定費
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都会に39年住んでから、山口県に家族で移住したふくパパです!🐡

「田舎は車が必要だよね〜」。移住前に、これはもちろん前提として考えていました。

1台では足りないよとか、家族の人数分車がいるとか、維持費が増えるという話はよく聞きます。

実際、我が家は1台では足りないと痛感して2台目を用意しました。

ただ実際の「走行距離」がわかったのは移住して1年経ったから。

都市部にいたころは、1台で年7,000km。いまは2台で年16,000kmです。

2.3倍になりました。これは正直思っていたよりも増えました。

でも「え?こんなに増えてるの?」という感覚。個人的な体感としてはそんなに増えた気がしていないんです。

どうしてでしょうか。

この記事は、家族で地方へ移住したら車にいくらかかるのか気になる人、とくに2台目を持ったときの金額が気になる人に向けて書いています。

2.3倍の中身も、ガソリン代が距離ほど増えなかった理由も出します。車の値段の話は別の記事に書きました。こちらは車をどう使うことになったかの話です。

【関連記事】【地方移住✕車】2台必須の田舎暮らし、カーリースは割高だった話

① 年7,000km → 年16,000km

まず、数字を並べてみましょう。

台数年間の走行距離
都市部にいたころ1台約7,000km
いま(山口)2台約16,000km
(9,000km+7,000km)

メインで使っている1台が年9,000km。もう1台が年7,000kmです。合わせて約16,000kmになります。

ちなみに、移住前の7,000kmは記憶で書いているのではありません。当時の自動車保険が「年間7,000km未満」の契約だったから。 保険料が距離で決まるので、契約するときに自分の走行距離と向き合わされますよね。

全国平均は、年6,728kmでした

自分の数字だけ見ても、多いのか少ないのかがわかりません。外の数字と並べてみます。

ソニー損保が毎年出している「全国カーライフ実態調査」によると、2025年の年間走行距離の平均は6,728kmでした。前年の2024年は6,972kmなので、少しずつ短くなっています。

(出典:ソニー損保「2025年 全国カーライフ実態調査」/2025年7月4日〜7日実施・自家用車を所有し月1回以上運転する18〜59歳の男女1,000人の回答)

移住前のわが家は、ほぼ全国平均どおりでした。 都会で年7,000kmは、多くも少なくもない、ごく普通の使い方だったということです。

1台あたりで見ると、1.3倍にすぎません

いま、メインの1台だけで9,000km走っています。

ここで気づいたことがあります。

1台あたりで見ると、7,000km が 9,000km になっただけです。1.3倍にすぎません。

僕がメインで使う車が2,000km増えただけなので、さっき言った体感としては正しかったわけです。

なので距離が2.3倍になった最大の理由は、車が2台になったことでした。

② 2,000kmを足したのは、毎日の通勤と、片道1時間の買い物でした

1台あたり1.3倍とはいえ、7,000kmが9,000kmになっています。何がこの2,000kmを足したのか。中身は2つでした。

通勤が、電車から車になった

都市部にいたころ、通勤は電車でした。車の出番は、週末の買い出しとレジャー、年数回の帰省くらいです。

こちらでは、通勤が車になりました。

当初は自転車で通勤するつもりでしたが夏場の汗の量がハンパじゃなくてやめました。笑

通勤はほぼ毎日。週末のレジャーと違って、走らない日がありません。

買い物と遊びが、長距離運転になった

こちらのほうが、移住前に想像できていなかった部分です。

うちがよく行くのは、大型のショッピングモール、映画館などです。都市部にいたころは、どれも車ですぐ行ける場所にありました。

いまは、どれも片道30分〜1時間の運転になります。

行けなくなったわけではありません。ただ、思い立って行く場所ではなくなりました。半日か、1日がかりの用事になります。

後ろの子どもたちの席は、だいたい静かです。すやすや寝ているか、フリップダウンモニターでトイ・ストーリーや図鑑についてくるDVDを見ているか。たまに、

「お気に入りの音楽かけて〜」

と言ってきます。片道約1時間は、そういう時間になりました。

移住のマイナス面として、ここは正直に数えておきます。でも運転好きの人にとってはプラスかもしれません。僕はどちらかといえばそっち側なので。笑

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③ 2台目が年7,000km走るのは、妻の仕事と、毎日の送迎でした

2台目が年7,000km。そんなに走ってどこへ行っているのか、と思われるかもしれません。

妻は、あちこちに移動する仕事をしています。移動は、もちろん車です。

そして、そのガソリン代は全額うちの財布から出ています。手当のようなものはありません。あとで出てくる⑤の「2台で月10,000〜15,000円」は、この仕事で走るぶんも込みの数字です。

そこに保育園の送迎と買い物が乗ってくると、1台で年7,000kmになっていました。移住前のわが家1台ぶんが、まるごともう1台ぶん増えた形です。

送迎は、保育園だけではありません。子どもたちの習い事も、もちろん車です。長男と長女で行き先が違う日や、振り替えが重なった日は、2台あってよかったと思います。

④ この2.3倍が、そのまま当てはまらない家もあります

正直に書いておくと、16,000kmという数字は車が2台になったことでできています。1台あたりで見れば1.3倍です。2台にならない家なら、この記事の数字は半分です。

分かれ目は「田舎かどうか」ではなく、毎日どこかへ通う人が家に何人いるかでした。

うちは通勤が電車から車に変わって、それがそのままほぼ毎日の距離になりました。走らない日がないので、ここが一番効きます。

逆に、こういう家なら、田舎でも1台で回っているはずです。

  • 職場が歩ける距離にある家
  • どちらかが家で働いている家
  • 通う先が同じ方向で、乗せていける家

うちにも、1台で回していた時期があります。移住してすぐ、2台目が来るまでの間です。

運転は、ぜんぶ妻でした。朝、僕を職場に送る。その足で、娘を保育園に送る。夕方はまた逆をたどる。これが毎日です。

そのころ、よく言われました。

「まだ車来ないの? いつまでこの生活〜?」

1台でも、回らないことはありませんでした。ただ、回していたのは車ではなく、妻でした。汗

うちの2台目は、この生活を終わらせるために来たようなものです。

⑤ 距離は2.3倍。でも、ガソリン代はそこまで増えていません

ここが、この記事でいちばん実用的なところだと思います。

距離が2.3倍になったので、ガソリン代も2.3倍になる——と思っていました。実際には、そうなりませんでした。

ガソリン代(月)
都市部にいたころ(1台)5,000〜10,000円
いま(2台)10,000〜15,000円
遠出が重なる月は2万円近く

もちろん増えてはいます。ただ、距離ほどには増えていません。

理由は2つありました。

⑴ 2台目を軽自動車にしました

いちばん効いたのは、これです。

たくさん走るようになったぶん、燃費の差がそのまま毎月の金額に出ます。

都市部で週末しか乗らなかったころは、燃費の良し悪しが家計にほとんど響きませんでした。年7,000kmなら、燃費が悪くても差は小さいからです。

年16,000km走る暮らしでは、そうはいきません。

2台目を何にするかは、車両の値段もそうですが、そのあと毎月出ていく金額を決める選択でした。うちで効いたのは、ここです。

2台目はカーリースにしたので、新車の軽に乗れています。燃費は、最新のぶんだけ有利です。

ただ、支払総額で見れば割高でした。燃費で浮くぶんと、リース代の上乗せは別の話です。そこは正直に書いておきます。

⑵ 止まって、また発進する、が減りました

もうひとつは、走る道そのものの違いです。

都市部の運転は、信号のたびに止まって、また発進するのくり返しでした。渋滞にはまれば、ずっとそれをやっています。

こちらは、それがほとんどありません。信号が少なく、渋滞もほとんどありません。一度出たら、同じ速度のまま流れていきます。

むしろ都市部時代より速度が出ているくらい、流れが速いときがあります。

ガソリンをいちばん食うのが、この止まる・発進するです。逆に、一定の速度で走り続けているぶんには、距離のわりに減りません。つまり、同じ10kmでも中身が違います。

ただ、燃費で浮いたぶんは、遠出の距離が食っていきます。さっきの「2万円近い月」が、それです。

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⑥ 代わりに増えたのが高速代|月5,000円・年6万円

もうひとつ、都市部にはなかった費目が増えました。高速代です。

②で書いた片道1時間の遠出には、高速を使います。

うちの場合、月におよそ5,000円です。遠出が多い月もあれば、ほとんど乗らない月もあるので、ならしての数字です。年間で6万円ほどになります。

都市部にいたころ、この費目は月1,000〜2,000円ほどでした。代わりに毎月払っていたのが電車代です。つまり電車代が消えて、高速代に入れ替わりました。

金額そのものは、家計を揺るがす額ではありません。ただ、移住の家計を計算するときに、この6万円を数えていた人はいないと思います。 少なくとも僕は数えていませんでした。

【関連記事】【地方移住×お金】移住して家計はどうなった?固定費ビフォーアフター全公開——結論、年間約56万円軽くなった

⑦ 移住すると、保険の「走行距離の区分」から外れます

最後に、実用的な話をひとつ。①で書いた「7,000km未満の契約」の続きです。

自動車保険の多くは、年間にどれくらい走るかで保険料が決まります。

うちの移住前の契約は、年7,000km未満の区分でした。いまはメインの1台だけで9,000kmです。

つまり移住は、保険の区分がけっこう変わる出来事です。

うちは移住のタイミングで一括見積もりを取り直したので、いまの距離に合っています。結果は2台で年間およそ7万円でした。

見落としやすいのは、引っ越しの手続きに追われて、これを直し忘れることだと思います。走行距離の申告は、ズレていても何も起きません。気づかないまま次の更新を迎えます。

とはいえ我が家が契約しているソニー損保には「こえても安心サービス」が適用されていたので連絡の必要はなく、問題ありませんでした。

逆に、都会から田舎へ移って距離が減る人もいます。その場合は、直せば安くなります。

やり方は別の記事に書きました。

【関連記事】【地方移住×車】自動車保険は一括見積もりで見直す|2台で年7万円にできた実体験

まとめ|変わったのは、車の使い方でした

この記事の要点です。

  • 🚗 年7,000km → 年16,000km。移住して走行距離は2.3倍になった
  • 🔢 1台あたりは1.3倍。距離が2.3倍になった最大の理由は、走り方ではなく台数が2台になったこと
  • 🏠 分かれ目は、毎日どこかへ通う人が家に何人いるか。1人なら、田舎でも1台で回っている家はある。うちは2台目が来るまで、送迎をぜんぶ妻がやっていた
  • 🚙 その2台目が年7,000km。妻の仕事の移動と、保育園・習い事の送迎が積み上がった
  • 🕐 距離を積み上げたのは、毎日の通勤と、片道約1時間になった買い物・遊び
  • ⛽ ガソリン代は距離ほど増えていない。理由は2つで、2台目を軽自動車にしたことと、信号や渋滞での発進・停止が減ったこと。距離の数字だけで見積もると多めに出る
  • 🛣 電車代が消えて、高速代が月およそ5,000円・年6万円ほど生まれた。移住の計算に入れていなかった費目
  • 📄 移住前の保険は「年7,000km未満」の契約だった。いまはメイン1台で9,000km。移住は保険の区分が変わる出来事なので、走行距離の申告を見直す

「田舎は車がいる」。これは、そのとおりでした。ただ、それだけでは足りませんでした。

いるのは車と年16,000kmぶんの時間とお金でした。

ふくパパ

都会に39年住んだあと、家族で山口県に移住しました。移住を機に自宅マンション売却・保険の見直し・固定費のカットをやりきり、家計は年間約56万円軽くなりました。このブログでは「地方移住とお金とくらし」のリアルを、実額つきで正直に書いています。

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