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【地方移住×家計】夫婦別財布のまま、家計は見えています——現金をやめて家族カードに一本化した話

夫婦別財布でも家計は見える画像 家計・固定費
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都会に39年住んでから、山口県に家族で移住したふくパパです。🐡

この記事は、「共働きで別財布だけど、これで家計は大丈夫なんだろうか」と気になっている人向けです。

我が家は結婚してからずっと別財布です。妻から「収入を渡してほしい」と言われたこともありますが、そこはバトルして譲りませんでした。

それでも、家計はちゃんと見えています。理由はひとつで、現金で渡すのをやめたからです。

「別財布か、一元管理か」の二択で悩んでいる人に、第三の選択肢として読んでもらえたら嬉しいです。

① 結婚当初、「渡して」と言われてバトルしました

我が家は共働きで、結婚してからずっと別財布です。

結婚した当初、妻から「収入を渡して、そこから渡す形にしたい」と言われました。いわゆる小遣い制です。でも僕はそこを譲りませんでした。

理由は、正直に言うと小遣い制が嫌だったからです。

想像してみてください。たとえば飲み会が続いた月に、妻に「お願い」して追加のお金をもらう。あれが世帯主としてどうなんだろう、と当時の僕は思っていました。自分で稼いだお金の使い道を、いちいち申請するような感覚が受け入れられなかった。

なので妻は今も、僕の収入がいくらかを正確には知りません

これが正解かどうかは、正直わかりません。「収入を共有しないのは不誠実だ」と感じる人もいると思います。ただ我が家は、この形でずっと回っています。

妻に確認したところ、今は「まあいいか」で落ち着いているようです。たぶん、僕が勝手に高い服を買ったり、自分のものをぽいぽい買うタイプではないから、というのもあるんでしょう。この形が成り立つかどうかは、結局そこの信頼次第だと思います。

② 別財布の弱点は「誰も全体を知らない」こと

別財布のいちばんの弱点は、はっきりしています。

家計の全体像を、誰も把握していない状態になることです。

夫は自分の支出しか知らない。妻も自分の分しか知らない。「先月、我が家はいくら使ったの?」と聞かれても、二人とも答えられない。

我が家もまさにそうでした。恥ずかしい話ですが、僕は家計簿を一度もつけたことがありませんでした。毎月なんとなくお金が減っていて、なんとなく足りている。それだけです。

別財布そのものが悪いのではなく、別財布のまま何も見ていないのが危ない。ここを分けて考える必要があります。

③ 解決は「現金で渡すのをやめる」でした

我が家がやったのは、シンプルなことです。

生活費を現金で渡すのをやめて、楽天の家族カードを持たせました。

食料品や日用品の買い物は、すべてこのカードで払ってもらう。家族カードなので引き落としは僕の口座です。つまり生活費は僕が持っている形になります(家賃・光熱費・通信費といった固定費も僕が払っています)。

なぜカードにしたのか。理由は明細が残るからです。

現金で渡してしまうと、そのお金が何にいくら使われたのかは、渡した側にも受け取った側にも見えなくなります。月末に「もう無くなった」しか分からない。現金は、家計を見えなくする最大の原因でした。

カードなら、いつ・どこで・いくら使ったかが全部残ります。しかも家計簿アプリと連携させれば、自分で入力する必要さえありません。

ちなみに楽天カードなのでポイントも乗ります。でもそれは副産物です。目的はあくまで「見えるようにすること」でした。

④ それでも月2〜3万円だけ、現金を渡しています

完全キャッシュレスにはできていません。現金を月2〜3万円だけ渡しています。

理由は、こどもたちの学校関連費用や、うちの近所にある現金しか使えないドラッグストアです。しかも「現金のみ」にしている分、商品を安く売っている店なんです。

一番近くて、一番よく買い物をする店がそこ。だからここは現金が必要です。ほかに「どうしても現金が要る」場面用の予備も兼ねています。

田舎はキャッシュレスが弱いとよく言われますが、正確には少し違います。「安い店ほど現金のみ」なんです。キャッシュレスの手数料を乗せない代わりに価格で還す、という商売の仕方が地方にはまだ残っています。

なので「全部カードにすれば効率的」とは言い切れません。安さを取るなら現金も要る。ここは割り切って併用しています。

⑤ 結果、家計はこう見えるようになりました

支払いをカードに寄せた結果、家計簿アプリ(マネーフォワードME)が自動で全部記録してくれるようになりました。

我が家の月の内訳は、だいたいこんな形です。

  • 🏠 住宅まわり 約18万円(家賃7.5万円+カーリース・ガソリン・光熱費・サブスク費など)
  • 👕 衣服・美容 約3万円
  • 🍽️ 食費 約6.8万円
  • 🧴 日用品 約2.2万円

食料品と日用品を合わせると、月10万円くらい。これが家族カードで動いている金額です。

大事なのは、金額そのものより「今月は食費が多いな、ああ確か外食多かったな」などと気づけるようになったことです。別財布のままでも、支出の全体像は見えている。家計簿をつけたことがなかった人間としては、これは大きな変化でした。

アプリの設定や有料版の使い勝手は、別の記事に詳しく書いています。

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【関連記事】【地方移住×お金】マネーフォワードME有料版(月540円)は元が取れる?家計簿ゼロだった移住パパの本音レビュー

⑥ 正直に書くと、まだ穴があります

いいことばかり書いてきましたが、我が家の見える化は完成していません

妻の口座が連携できていないんです。

先日、妻の口座もアプリにつなごうとしたのですが、妻がネットバンキングのパスワードを忘れていました。しかもパスキー(指紋認証)でログインはできるので、本人はまったく困っていない。でもアプリ連携にはパスワードが必要——という、なんともややこしい状態でそのまま放置しています。

なので正確に言うと、見えているのは「僕が払っている分」です。妻の口座の中身は見えていません。

それでも今のところ困っていないのは、妻の口座は黒字が前提で回っているからです。妻が自分で使う化粧品などは妻の財布から出してもらっていますが、月の収入の範囲内でやりくりしてもらっています。

完璧ではない。でも回っている。家計管理って、そういうものでいいんじゃないかとも思っています。

⑦ 移住前は、妻に送金をお願いしたことがあります

もうひとつ、正直な話を。

移住する前、僕の口座がピンチになって、妻に送金をお願いしたことが数回あります

毎月の生活費で詰まったわけではありません。詰まったのは、いつも特別費でした。引っ越し費用、家電と家具の買い替え、旅行費、歯科の治療費——こういう「毎月は出ないけれど、出るときは大きい」支出が重なったタイミングです。

固定費を全部持っている以上、僕の口座にはもともと余裕がありません。妻は黒字、僕は赤字。そこに特別費が乗ると、一人では受け止めきれなくなる。

これが別財布の本当の弱点だと思っています。毎月の生活費は、カードに一本化すれば回ります。でも特別費の受け皿がどこにもない。夫婦のどちらが出すのか決まっていないので、その都度「お願い」することになる。

これが、移住してからはなくなりました。

理由は2つあります。

ひとつは、固定費が年約60万円下がったこと。毎月の余りが増えたぶん、特別費の波を自分の口座で吸収できるようになりました。

もうひとつは、配当金が入るようになったことです。マンションを売った資金を高配当株で運用しているので、税引き後で月2.3万円ほどが自動的に入ってきます。金額だけ見れば大きくありません。でも給料以外の入り口があるというだけで、口座のきつさはずいぶん和らぎました。特別費が重なった月の緩衝材になっています。

別財布という仕組みは、何も変えていません。変えたのは、出ていくお金の額と、入ってくる入り口の数でした。

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まとめ:別財布か一元管理か、で悩まなくていい

  • 💳 別財布の弱点は「誰も全体を知らない」こと。別財布そのものより、何も見ていないことが危ない
  • 🚫 解決は現金で渡すのをやめること。現金は家計を見えなくする最大の原因
  • 🛒 生活費は家族カードに一本化。明細が残り、家計簿アプリが自動で記録してくれる
  • 💰 ただし安い店ほど現金のみなのが地方の現実。月2〜3万円は現金で併用
  • 🕳️ 我が家もまだ妻の口座は連携できていない。完璧でなくても回る
  • 💥 別財布の本当の弱点は特別費の受け皿がないこと。毎月ではなく、大きい出費が重なったときに詰まる
  • 📉 効いたのは仕組みの変更ではなく、固定費を下げることと、配当という別の入り口をつくることだった

「別財布は家計管理に向いていない」とよく言われます。でも我が家の実感としては、向いていないのは別財布ではなく、現金でやりくりすることのほうでした。

支払いを一箇所に寄せて、記録が自動で残る形にする。それだけで、財布が別のままでも家計は見えます。小遣い制が嫌で譲れない人にも、道はあると思います。

ふくパパ

都会に39年住んだあと、家族で山口県に移住しました。移住を機に自宅マンション売却・保険の見直し・固定費のカットをやりきり、家計は年間約60万円軽くなりました。このブログでは「地方移住とお金とくらし」のリアルを、実額つきで正直に書いています。

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